〜恋の序章〜
恋のはじまりは、いままでの世界が違う色彩で輝いている。
胸の真ん中は、この先の不安や期待で、いつもときめいている。
それは待望の新しい本を開く瞬間のよう。
そんな、新しいことが芽吹くシーズンをイメージした香りです。
[香り]
アンブレットシードとペアーのフルーティな香り立ちから、ピーチの甘みをおびたジャスミンやキンモクセイのブーケが花開き、ラストはムスクとアンバーの心地よい甘さが続く香りです。
トップノート:アンブレットシード、ペアー、カシス
ミドルノート:ジャスミン、ピーチ、キンモクセイ、ガーデニア
ラストノート:ムスク、アンバー、ラブダナム、キャラメル
[story]
恋のはじまりはいつだって、心の扉がふわっと開放されたかのような感覚になる。
心にはいくつもの扉があって、開かれるときを待っている。
陽光が降り注ぐあのひとの横顔に恋をする。
高音の旋律がふるえるほど美しい楽曲に恋をする。
美術館で一枚の絵に恋をする。
まるで自分のために作られたようなアクセサリーに恋をする。
そして、その先にはどんな物語があるのだろう。
無限の可能性と、わずかな不安と、どうしようもない期待で胸がいっぱいになる。
新しいことがはじまるときの、未知の世界に入ってゆくときの、あの瞬間のときめきが欲しいとき、選ぶのは「恋の序章」。
香りにつつまれて、もうその瞬間、ときめきはじめている。
〜雨の図書室〜
静かな図書室、いつもの窓際の席から外を眺めれば、しとやかな雨が緑の葉をつややかに濡らしている。
聞こえてくるのは雨音とページを繰る音だけ。
そんなある日の、心がしんと静まるひとときをイメージした香りです。
[香り]
春の雨がもたらすアーシーな香り立ちから、古い書籍を思わせるアイリスの甘みが広がり、ラストはシダーウッドとサンダルウッド、そしてムスクが本棚の温もりを感じさせる香りです。
トップノート:マリンノート、ピンクペッパー、グレープフルーツ
ミドルノート:アイリス、シナモン、マグノリア
ラストノート:シダーウッド、サンダルウッド、ムスク、オークモス、ヴェチバー
[story]
雨の日は気持ちが落ちこみがちだから、たいていは残念に思うけれど、雨模様の空と雨の音に、救われたようになるときもある。
それは、雨が自分と外界とを遮断してくれるような感覚になるとき。
ひとりきりで自分の世界にこもってもいい、と言ってもらっているような感覚になるとき。
安心してひっそりとできるとき。
晴れの日ばかりでは、命あるものはすべて枯れてしまう。
雨の日がなければ晴れの日の喜びや明るさもない。
ひっそりとひとりきりを求めるときがあるから、軽やかに周囲の人たちと笑い、語れるときがある。
きっと、そう。
「雨の図書室」をつける。
あの日の、雨の図書室の記憶につつまれる。
物悲しくて、さびしくて、孤独で、けれど、ぎっしりと並んだ本、窓をつたう雨のしずく、濡れた緑の葉、そして雨音が、とてもここちよかった、あのときの記憶。
【使用上の注意】
・お肌に合わないときは、ご使用をおやめください。
・目の周辺や、お肌に異常のある箇所への使用を避けてください。
・目に入ったときは、こすらず直ちに十分な水で洗い流してください。
・直射日光のあたるお肌につけますと、まれにかぶれたり、シミになることがありますの で、ご注意ください。
・シルクや薄い布地、白または淡い色の衣服には、直接つけないでください。
・ご使用後は必ずしっかり蓋をしめてください。
・極端に高温又は低温の場所、直射日光のあたる場所には保管しないでください。
・通常の保管でごくまれに、退色や澱が見られる場合がありますが、品質に問題はありま せん。
・乳幼児やペットの手が届かない場所に保管してください。
・飲み物ではありません。
・火気厳禁。
【配合成分】 エタノール、香料